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ナイスミディの健康 ~骨粗しょう症編~

骨粗しょう症とナイスミディ

 

 「骨粗しょう症」 最近は、テレビの健康番組や、雑誌の健康特集でもよく見かけるので、言葉は誰もが聞いたことがあるでしょう。
「骨がもろくなって、スカスカになる病気だよねぇ。」くらいは皆さん知っているかと思います。英語ではオステオポローシスと言います。「オステオ」が「骨の」という意味なので、骨がポロポロする病気でもあります(ほんと?)。
 
骨がスカスカもポロポロもいやだなぁと思うのですが、スカスカでもポロポロでも、最初はほとんど全く自覚症状がありません。 
ある日、転んだら骨が折れて、動けなくなって寝たきりになってしまうかもしれない、という怖い病気です。日本人女性が寝たきりになる原因のナント第3位だそうです。
 
50歳以上の女性の3人に一人が骨粗しょう症、あるいはその予備軍だそうです。
 転んで骨が折れちゃうなんて、相当に歳をとってからでしょう?歳をとったら、あまり、無茶をせずに静かに過ごして転ばないようすればいいのでは?と思ったら、それもちょっと違うのです。
 
骨がもろくなっていると、ちょっと手をついただけで手首の骨が折れたり、普段の生活だけで背骨がすり減っていって腰が曲がってきたり、足の骨が疲労骨折で痛くて歩けなくなったりと、寝たきりにならないまでも少しずつ症状が出てきて、そういう症状が出ると、運動もせず、お出かけもせず閉じこもりがちになり、さらに骨粗しょう症がすすんでしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
 
特に女性は、エストロゲンという女性ホルンモンが骨を守るのに大活躍しているので、閉経すると急激に骨はもろくなります。閉経して何も対策をとらないと、閉経後2年で5%も骨密度は下がるそうです。

将来骨粗しょう症になり、骨折して文字通り痛い目に合わないためには、今、
40歳代、50歳代に正しく対処することがとてもとても大事なのです!

 
 

 

骨粗しょう症の予防

将来、骨粗しょう症で、骨折などということは避けたいですね。
 いつまでも、美しく元気でいるためには、今、元気なうちにしっかり手を打つこと予防することが何より大事です。

骨粗しょう症の予防には
 1.カルシウム、ビタミンDをたっぷり含んだ
   バランス の良い食事をとるようにすること。
 2.適度な運動すること
 3.お日様にあたること


                            です。


 また、骨の丈夫さは遺伝も関係しているといわれています。自分では、じゅうぶんに気を付けて生活しているつもりでも、知らず知らずのうちに、骨密度が下がっている場合もあります。
 一度、骨密度を測定して、自分の骨の状態を知っておくとよいでしょう。
特に、閉経前後の方は、ほんの1,2年で急激に骨密度が下がっている場合があります。
数年前には問題なかったからと安心していられないのです。

市の検診や人間ドックなどでも、骨密度測定のオプションがあると思います。積極的に利用するとよいですね。

当院 愛クリニックでも、検診でよく使われている
超音波による骨密度測定(QUS) を行っています。
(数分で測定でき、被爆の心配もないので、妊婦さんも
検査できます。)


お気軽にお声がけください。



 

 

骨粗しょう症の治療

骨密度の測定や、腰痛、日常生活での骨折の既往などから骨粗しょう症と診断された場合には、お薬による治療が必要になってきます。

50歳前後の方の骨粗しょう症治療のお薬には、大きく分けて
1.女性ホルモン
2.SERM(選択的エストロゲン受容体作動薬)
3.ビタミンD
4.ビスフォスホネート

の4種類があります。


1.女性ホルモン

閉経前後の方は女性ホルモンを利用して、更年期の症状も緩和しながら、骨を守ることもできます。
女性ホルモンを更年期の時期1年使うことで手や足の骨折リスクを27%下げることができるそうです。
5年を超える長期の使用で子宮体がん・乳がんなどのリスクが上がるという報告もあり、5年以上使用を続ける場合には、注意が必要です。

2.SERM(選択的エストロゲン受容体作動薬)
女性ホルモンの受容体に結合し、骨に対しては女性ホルモンと同じ効果を発揮するお薬です。
骨以外の臓器には逆に女性ホルモンと逆の作用を起こす場合もあります。
重大な副作用がなく長期間使えるお薬ですが、更年期症状と似たほてりやホットフラッシュなどの症状が副作用としてあらわれることがあるので、更年期障害の強い方には使えません。
骨密度をあげるだけでなく骨の質もよくするといわれています。
 
3.ビタミンD
ビタミンDは、腸管からのカルシウムの吸収を助けることによって 骨量を増加させます。
大きな副作用もなく使用しやすいお薬です。
血中のカルシウムが上昇するため腎機能が悪い方や高齢の方が服用するときには注意が必要です。

4.ビスフォスネート
骨量増加、骨折予防に短期間で効果があがるので、骨折治療後などに使われますが、骨組織に長く残るお薬ですので、長期間服用し続けることはできません。

治療が必要になった場合は、医師とよく相談して、自分に最も適したお薬を選びましょう。

骨量が減っているけれども、骨折がない状態では、あまり自覚症状がないので、一度お薬をのみはじめても、ついつい中断してしまいがちですが、20年後、30年後に「骨を折って」「骨を折らない」ために、生活習慣改善もお薬の服用も頑張って続けましょう。