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がまんしちゃぁいかんのです!生理痛は。

がまんしちゃぁいかんのです!生理痛は。

がまんしちゃあいかんのです!生理痛は。
 
突然怒っているようでスミマセン。
いえ、怒っているわけではないのですが、もっとみんなハッピーに過ごせればいいなと思いまして。。
 
「月経ごときで、『痛い』『つらい』などいっててはいけない」
「ひとにさとられぬよう月経痛はやり過ごすべき」と思っていませんか?
あるいは、娘さんや、姉妹、友人にそう言ってしまっていませんか?
 
我慢が美徳のやまとなでしこ的な発想でしょうか?
痛くて当たり前なんだから、月経痛で医療機関受診なんて大げさと思っている人が多いらしくて、日本子宮内膜症啓発会議JECIEの調査によると、月経のある女性の約半数の方に月経痛があるのですが、治療経験のある方は100人にひとりしかいないそうです。
 
強い月経痛で月に2日間活動が制限されるとしたら、
2日間×35(初経から閉経までの年数)×12(1年間の月経の回数)= 840日
一生のうちほぼ2年4か月間もの間つらい時間を過ごさなければならないということになります
これは、自分自身にとっても一大事ですし、青年期・壮年期の女性の半数が2年4か月ずつも本来の能力が発揮できなかったり、女性のつらさをわかっていない夫や上司に誤解されたりしているなら、社会にとっても隠れた大きな損失となっているのでないかと心配になります。
 
また、月経痛をがまんするということは、将来の自分の健康を害することにもつながります。
 
若い人の月経痛はたいていは機能的な月経困難症と言って、検査しても異常が見つからないことが多いのですが、強い月経痛を放っておくと、月経血がおなかのなかに逆流して子宮内膜症という病気の原因となるという説もあります。毎月の月経が心配でうつ状態になることもあります。
 
子宮内膜症は月経のある女性の10人に1人が罹患するといわれていますが、子宮内膜症になると、痛みが月経を重ねるごとに重くなるばかりでなく、不妊症になったり、卵巣がんになりやすくなったり、さらには閉経した後にも心筋梗塞や狭心症などのリスクが上がるといわれています。
 
月経痛に関しては、我慢は美徳ではありません。
痛み止めは早めに使うのが正解です。
痛み止めが効きにくかったり、痛み止めを使う量がどんどん増えてくるようなら、迷わず医療機関を受診してください。
 
月経困難症の治療はどんどん進化しています。
今の月経困難も、将来のリスクも抑える治療法がいろいろ出てきています。
今も快適に、そして20年後も30年後も元気にハッピーに過ごしましょう。
 
とにかく、我慢しちゃあ行かんのです。生理痛は。今のためにも、将来のためにも、自分のためにも、周りのためにも!



 

2017-08-13 12:44:08

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